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障害者雇用に向けて受け入れ現場実習

2017.11.24 update

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~現場実習:実習期間-10日間(2017/11/6~10、11/13~17)

 

障害者雇用に向けて名古屋市立守山養護学校の生徒1名(現:高校2年生)を受け入れ名古屋本社にて現場実習を行いました。

初日の朝礼では学生さんに自己紹介をお願いしました。 皆が見つめる中、言葉に詰まることなく元気いっぱいに自己紹介をし、その完璧な内容に社員一同驚かされ、さらに朝・夕の挨拶もしっかりと大きな声でいつでも元気な対応に毎日とても清々しい気持ちになった反面、私達はそこから学ぶ事が沢山ありました!

実習ではまず作業に入る前に会社説明と実際の商品を見せながら説明を行いました。
耳で聞くよりも見て確かめられる様イラストも交えながら説明し、なるべく簡潔明瞭な言葉で話す事を心掛けましたが、実際は曖昧な表現が多く、学生さんから質問を受けて初めて解かりにくい表現をしているんだと気づかされる事も多々ありました。

現場実習では最初に練習用品でシール貼り・タグ取りから始め、慣れてきた所で実納商品を実際に加工する作業に入ってもらいました。 実納商品を扱う事によって日に日に学生さんも 『お客様に出す商品』 という事を強く意識し、難しい作業でも落ち着いて一つ一つ集中し一生懸命取り組んでくれていました。

現場実習に加え、パソコン入力も行ってもらいました。 本人はあまり自信がない様子でしたが、実際教えてみるとすぐに処理工程も覚え素早く入力してくれていました。 先生方が巡回して下さった際もスピーディーに入力し、「すごいな~!!」と褒めて頂き本人も嬉しそうで、それを見ていた私達もとても温かな気持ちになりました。

お昼時はパートさんも交えて、部活や趣味の事、音楽の話等なにげない話をしました。 この10日間会話の中で見せてくれる学生さんの笑顔がまるで『天使の笑顔』のようで 社員・パートさんみんながその笑顔に癒されていました。

実習を終えた学生さんからは「難しかったけど、楽しかった!」「実習が終わって来れなくなるのがさみしいです」と話してくれた事にグッと胸が熱くなりました。。。 その後学生さんから今回の実習の事やこれからの課題、そして嬉しかった事が書かれたお手紙を頂き、とても嬉しく思いました。

今回の実習を通して感じた事は大小様々ありますが、『一生懸命働くことのできる環境作り』がとても大切だと感じました。
一人一人の能力を高めていけるように作業方法の改善をおこない、「働くことの楽しさ・必要とされる喜び」を仕事を通して感じてもらえる様な環境を作っていきたいです。

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